初級シスアド過去問題 平成16年度 春期

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初級シスアド平成16年春期問31

ソフトウェア開発手法の一つであるプロトタイピングの特徴の記述として,適切なものはどれか。

  • ア 基本計画,外部設計,内部設計,プログラム設計,プログラミング,テストの順に工程を進めていくので,全体を見通すことができ,スケジュールの決定や資源配分が容易にできる。
  • イ システム開発の早い段階で試作品を作成するので,ユーザ部門と開発部門との認識のずれやあいまいさを取り除くことができる。
  • ウ ソフトウェアを仕様変更の可能性があるものとないものに分類し,仕様変更の可能性があるものについては,作成,見直し,変更のプロセスを繰り返す。
  • エ 大規模アプリケーションを独立性の高い部分に分割し,その部分ごとに設計,プログラミング,テストの工程を繰り返し,徐々にその開発範囲を広げていく。

初級シスアド平成16年春期問32

販売管理のDFDで,製品在庫を表すデータストアはどれか。ここで,図中の各プロセスは在庫引当処理,受注処理,受注残処理,出荷処理及び発注処理のいずれかを表している。

販売管理のDFD
  • ア (1)
  • イ (2)
  • ウ (3)
  • エ (4)

初級シスアド平成16年春期問33

社員がどの部門に所属しているかを表すE-R図として,適切なものはどれか。ここで,図の*は関連における多を表す。

E-Rダイヤグラム

初級シスアド平成16年春期問34

A社では,優良顧客の層について調査することになった。優良顧客とは,最近購入実績があり,かつ購入回数の多い人とする。優良顧客の絞り込みを行うために,最近の1か月,2か月,3か月,…について,期間ごとに購入回数ごとの顧客数を数え,顧客購入分析表を作成することにした。優良顧客の層別顧客数を求めるのに適切な顧客購入分析表はどれか。

初級シスアド 平成16年 春期 問34の顧客購入分析表

初級シスアド平成16年春期問35

GUIの部品の一つであるラジオボタンの用途として,適切なものはどれか。

  • ア 幾つかの項目について,それぞれの項目を選択するかどうかを指定する。
  • イ 幾つかの選択項目から一つを選ぶときに,選択項目にないものは文字ボックスに入力する。
  • ウ 互いに排他的な幾つかの選択項目から一つを選ぶ。
  • エ 特定の項目を選択することによって表示される一覧形式の項目の中から選ぶ。

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初級シスアド平成16年春期問36

テスト工程におけるテスト作業の順序を次に示す。

単体テスト → 結合テスト → システムテスト → 運用テスト

マニュアル作成やテストデータ作成などを考慮した場合,ユーザ部門の要員が参画するのはどの段階からか。

  • ア 運用テスト
  • イ 結合テスト
  • ウ システムテスト
  • エ 単体テスト

初級シスアド平成16年春期問37

モジュールの内部構造を考慮することなく,仕様書どおりに機能するかどうかをテストする手法はどれか。

  • ア トップダウンテスト
  • イ ブラックボックステスト
  • ウ ボトムアップテスト
  • エ ホワイトボックステスト

初級シスアド平成16年春期問38

テスト工程での品質状況を判断するための管理項目として,テスト項目消化件数と累積バグ件数との関係がある。品質が安定しつつあることを表しているグラフはどれか。

テスト項目消化件数と累積爆件数のグラフ

初級シスアド平成16年春期問39

新しい業務システムの運用テストの開始に当たって,改版した業務手順書を配布したところ,分かりにくいとのクレームが多発した。原因として,考えられることはどれか。

  • ア 業務の体系と流れについて,改善点を記述した。
  • イ 業務の流れに沿って,システムに障害が発生したときの業務的な対処法を記述した。
  • ウ システムの機能について,プログラム設計書に記載した項目をそのまま詳細に記述した。
  • エ 従来の業務手順書で分かりにくかった部分を修正するとともに,変更履歴を1か所にまとめて記述した。

初級シスアド平成16年春期問40

大規模なシステム開発におけるユーザ部門の役割に関する記述として,最も適切なものはどれか。

  • ア ユーザ部門の責任者は,導入されたシステムに対して,投資効果については考慮せず,ユーザ部門が要求する追加機能を開発部門に受け入れさせる努力をする。
  • イ ユーザ部門は,開発部門によって開発されたシステムを利用する立場であるから,システムの開発には介入せず,開発部門に一任するのがよい。
  • ウ ユーザ部門は,システム開発における成果物に対して,業務的観点から内容確認を行うが,プログラムの詳細な設計については開発部門に任せる。
  • エ ユーザ部門は,積極的にシステム開発に参画し,さまざまな助言をする必要があるので,業務知識は少なくてもコンピュータについての知識が豊富な人を優先して参画させる。

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