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初級シスアド 平成16年 春期 問38 解説

解答:エ

バグとは、プログラムの不具合やミスのことである。特にセキュリティーに関するバグのことをセキュリティーホールという。また、プログラムからバグを取り除く作業をデバッグという。

プログラムのテストは私たち身の回りで例えるなら、合唱や合奏と同じである。映画スウィングガールズを見たことがある人はあの映画を思い出して欲しい。Jazzどころか楽器の演奏すらできない人たちが一生懸命練習に取り組んで、最後はステキな演奏で人々を感動させる映画だ。

最初は音の強弱やタイミングなどいろいろな不具合(バグ)が出てくる。しかし、練習(テスト)に練習を重ねて一つひとつ不具合が修正され最終的には不具合もなくなり演奏の完成度が高くなる。

プログラムのテストもこれと同じで、テストの初期ではバグが多く発見されるので累積バグ件数は増える。テストが進むことでバグの修正も行われ、バグの数も少なくなるので累積バグ件数は増えなくなる。グラフで表すと「エ」のようになる。このグラフのことを信頼度成長曲線ゴンペルツ曲線という。このグラフはよく出題されるので必ず覚えておいて欲しい。

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