初級シスアド過去問題平成18年度春期

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初級シスアド平成18年度春期問71

一手ずつ交互に着手するというルールでゲームが進められるとき,各プレーヤがとるべき戦略を明らかにするために使うものはどれか。

  • ア ガントチャート
  • イ シンプレックス表
  • ウ データフローダイアグラム
  • エ デシジョンツリー

初級シスアド平成18年度春期問72

表は,顧客(x,y,z)を営業担当者(A,B,C)が分担するときの売上高を示している。例えば,営業担当者Aの顧客xに対する売上高は2百万円である。各営業担当者は,顧客を1人しか担当できないとするとき,最大の売上高は何百万円か。

単位 百万円
営業担当者
ABC
顧客x257
y438
z566
  • ア 16
  • イ 17
  • ウ 18
  • エ 19

初級シスアド平成18年度春期問73

X社では次の算定方式で,在庫補充量を決定している。第n週の週末時点での在庫量をB[n],第n週の販売量をC[n]としたとき,第g週の週末に発注する在庫補充量の算出式はどれか。ここで,nは3以上とする。

〔在庫補充量の算定方式〕

  1. 週末ごとに在庫補充量を算出し,発注を行う。在庫は翌週の月曜日に補充される。
  2. 在庫補充量は,翌週の販売予測量から現在の在庫量を引き,安全在庫量を加えて算出する。
  3. 翌週の販売予測量は,先週の販売量と今週の販売量の平均値とする。
  4. 安全在庫量は,翌週の販売予測量の10%とする。
  • ア (C[n−1]+C[n])/2×1.1−B[n]
  • イ (C[n−1]+C[n])/2×1.1−B[n−1]
  • ウ (C[n−1]+C[n])/2+C[n]×0.1−B[n]
  • エ (C[n−2]+C[n−1])/2+C[n]×0.1−B[n]

初級シスアド平成18年度春期問74

パレート図を用いることが効果的な事例はどれか。

  • ア 単位ステップ当たりのバグ数をプロットし,多数のモジュールの品質を評価する。
  • イ バグの発生数とその累積の両方を時系列にプロットし,テストの進捗状況を把握する。
  • ウ バグの累積発生数を時系列にプロットし,残存バグ数を予測する。
  • エ バグを原因ごとに層別し,それを多い順に並べることで,改善効果の大きい重要な問題点を抽出する。

初級シスアド平成18年度春期問75

約200種の商品を扱う販売店における,ある商品の月別販売状況を表に示す。この商品は月末の在庫状況によって,翌月の上旬に在庫が補充されている。今後,この商品の発注方法として,適切なものはどれか。ここで,売上順位は,全商品を販売金額で順位付けしたときの,この商品の順位である。

当月入庫数月末在庫数販売金額(千円)売上順位
1月5045100150
2月02540090
3月10070045
4月5001,00023
5月10051,9008
6月200203,7003
  • ア 売行きが安定している商品といえるので,一定数量を定期的に発注すべきである。
  • イ 売行きの変動が激しい商品といえるので,発注時期を決めないで,在庫が少なくなったときに一定数量を発注すべきである。
  • ウ 主力商品に育ってきたといえるので,きめ細かな販売見込み数量を予測し,過剰在庫にも注意を払いながら発注すべきである。
  • エ 長期に渡って安定する商品になってきたといえるので,半年間の販売見込み数量を予測し,定期的に発注すべきである。

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初級シスアド平成18年度春期問76

EDIを説明したものはどれか。

  • ア OSI基本参照モデルに基づく電子メールサービスの国際規格であり,メッセージの生成・転送・処理に関する総合的なサービスである。これによって,異機種間の相互接続が可能となる。
  • イ 通信回線を介して,商取引のためのデータをコンピュータ(端末を含む)間で交換することである。その際,当事者間で必要となる各種の取決めには,標準的な規約を用いる。
  • ウ ネットワーク内で伝送されるデータを蓄積したり,データのフオーマットを変換したりするサービスなど,付加価値を加えた通信サービスである。
  • エ 発注情報をデータエントリ端末から入力することによって,本部又は仕入先に送信し,発注を行うシステムである。これによって,発注業務の省力化,物流・在庫管理の効率化を図ることができる。

解答・解説

初級シスアド平成18年度春期問77

情報バリアフリーに該当するものはどれか。

  • ア 音声や手書き文字などの限られた手段でしか入力できない場合でも,情報機器を活用することができる環境
  • イ 携帯電話や自動車電話のように,利用者が移動しながら通信端末を利用することができる環境
  • ウ 情報通信手段の活用によって,通勤時の時間的・精神的なロスのない勤務形態を実現できる環境
  • エ モバイルコンピューティング,ホームネットワークなどによって,個人がシームレスにコンピュータを利用できる環境

初級シスアド平成18年度春期問78

ソフトウェアに対する著作権法による保護範囲に関する記述のうち,適切なものはどれか。

  • ア アプリケーションプログラムは著作権法によって保護されるが,0Sなどの基本プログラムは権利の対価が料金に含まれるので,保護されない。
  • イ アルゴリズムやプログラム言語は,著作権法によって保護される。
  • ウ アルゴリズムやプログラム言語は,著作権によって保護される。
  • エ ソースプログラムとオブジェクトプログラムの両方とも著作権法によって保護される。

初級シスアド平成18年度春期問79

インターネットを利用したWebページの知的財産権に関する記述のうち,適切なものはどれか。

  • ア Webページの情報は,利用者からの閲覧要求があった時点で初めてサーバからクライアントヘ送られるので,著作権法上の公衆送信権では保護されない。
  • イ 雑誌のグラビアをイメージスキャナで取り込み,Webページに掲載する行為は,社会通念上認められない行為であるが,現行法上は著作権法違反にはならない。
  • ウ 他人の著作物をあるテーマに基づいて収集し公開しているWebページから,ある特定の著作物を抜き取って利用する場合,そのWebページの制作者の許諾を得ていれば著作権法違反にはならない。
  • エ マルチメディアの素材集(画像データや効果音など)をソフトウェア販売店で購人し,自社のWebページ作成時に利用しても,使用許諾の範囲内で使用していれば,著作権法違反にはならない。

初級シスアド平成18年度春期問80

図は,企業と労働者の雇用関係を表している。企業Bと労働者Cの関係はどれか。

初級シスアド平成18年度春期問80雇用関係
  • ア “契約”が請負契約で,企業Aが受託者,企業Bが委託者であるとき,企業Bと労働者Cとの間には,指揮命令関係が生じる。
  • イ “契約”が出向にかかわる契約で,企業Aが企業Bに労働者Cを出向させたとき,企業Bと労働者Cとの間には指揮命令関係が生じる。
  • ウ “契約”が労働者派遣契約で,企業Aが派遣元,企業Bが派遣先であるとき,企業Bと労働者Cの間にも,雇用関係が生じる。
  • エ “契約”が労働者派遣契約で,企業Aが派遣元,企業Bが派遣先であるとき,企業Bに労働者Cが出向しているといえる。

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