情報技術者試験関連の問題
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初級シスアド過去問題解答と解説
解答：ア
ソーシャルエンジニアリングは、システムの管理者や従業員など社会的手段を使ってセキュリティー上、重要な情報を入手することである。
例えば、会社のゴミから重要な情報を入手したり、エレベーター内での従業員の会話などから情報を盗み聞きをするなどがある。このように社会的手段によるパスワードやユーザーIDなどを入手するのでソーシャルエンジニアリングという。
トロイの木馬は、プログラムを実行したときにコンピューターを使用不能にしたり、ファイルを破壊したりする不正なプログラムのことである。厳密には、コンピューターウイルスと区別されるが、現在では不正なプログラムをすべてコンピューターウイルスと呼ぶことが多い。
パスワードクラックは、第三者のパスワードを解析したりしてパスワードを探り当てることである。不正アクセスの第一歩となる行為である。このためパスワードは、第三者に類推されにくいものにしなければならない。
踏み台攻撃は、不正アクセスをおこなう場合、加害者のコンピューターから不正アクセスをおこなうと、加害者が特定される。これを回避するために、ほかのコンピューターを中継して不正アクセスをおこなう。中継にするコンピューターのことを踏み台と呼ばれている。
