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初級シスアド 平成16年 春期 問5 解説

解答:ア

USB(universal serial bus)は、キーボードやマウス、ハードディスクなどの周辺装置をパソコンと接続するためのシリアルインターフェースである。USBハブを使うことによってツリー状に最大127台の周辺装置が接続可能である。USBハブのケーブルを接続口のことをポートという。ポートは、USB機器を接続する差し込み口のことである。

USBハブは、自分で電源を持つセルフパワード方式と、自分で電源を持たないバスパワード方式の2種類がある。バスパワード方式の電源は、ケーブルから供給される電力で動作するため供給できる電力がセルフパワード方式に比べて小さい。バスパワード方式で大きな電力を消費する機器を接続すると、電力が不足して機器が動作しないことがある。

USB機器は、電源を入れたまま抜き差しできるホットスワッピング(hot swapping)と、機器を接続したときにすぐに使えるようにデバイスドライバーの組み込みや設定を自動的に行うプラグアンド・プレイ(Plug and Play)に対応している。

転送速度は、USB1.1で最大12Mビット/秒、USB2.0では最大で480Mビット/秒である。

  • イ USB対応機器であれば、USBの転送速度に対応している。
  • ウ USBハブは、装置にデータを流すだけなので転送モードなどはない。
  • エ USBハブを使っても、ハブのポートに差し込んだ時点でプラグアンド・プレイが働く。本体に直接接続したときは認識されたのだから、USBハブが装置を認識できなかったとは考えられない。

参考:初級シスアド講座入出力インターフェース