コンピューターウイルス対策
コンピュータウイルスが猛威を振るう今日です。コンピュータウイルス対策の基本はコンピュータウイルスを進入させないことです。効果的なコンピュータウイルス対策をまとめました。皆様のコンピュータウイルス対策にお役立てください。
1．コンピュータウイルス対策ソフトをインストールする
コンピュータウイルス対策の基本はコンピュータウイルス対策ソフトをコンピュータにインストールすることです。ウイルス対策ソフトは各社から発売されています。リンクのページに主なコンピュータウイルス対策ソフトを発売している会社を掲載していますので詳しくはそちらをご覧ください。
2．ウイルス対策ソフトを動作させる
せっかくコンピュータウイルス対策ソフトを導入しても動作させなければ意味がありません。パソコンの動作速度が遅くなるのでメモリに常駐してウイルスを監視する機能を外してしまう人がいます。これではウイルス対策ソフトの効果が期待できません。ウイルス対策ソフトは確実に動作させるようにしてください。
3．ウイルス定義ファイルを定期的に更新する
コンピュータウイルス対策用のソフトをインストールして安心しているユーザが多いようです。しかしこれだけでは不十分です。新種のコンピュータウイルスが日々発見されています。その新種のコンピュータウイルスにコンピュータウイルス対策ソフトを対応させるためにウイルス定義ファイルを週1回くらいのペースで更新してください。ウイルス対策ソフトの中には、自動的にウイルス定義ファイルをアップデートできるソフトもあります。その機能を使うのもよいでしょう。
4．定期的にウイルスチェックをする
最低でも週1回程度こまめにウイルスチェックをおこなってください。
5．ファイルを入手した場合はウイルスチェックをおこなう
フロッピーディスクやCD-ROMなどからファイルを入手した場合はまず、特定のフォルダ（ディレクトリィ）に一度コピーしてそのフォルダに対してウイルスチェックをおこなうようにしてください。E-Mailの添付ファイルも同様の手順でウイルスチェックをおこない、その後にファイルを開くようにしてください。また、圧縮ファイルの場合は上記手順を実施後、解凍した後に再度ウイルスチェックをおこなうようにしてください。
6．ファイルをダウンロードしてインストールした後はウイルスチェックを必ずおこなう
ファイルをダウンロードしてインストールする場合は、４．の手順でウイルスチェックを行います。そして、インストール後再度ファイルがインストールされたディレクトリやシステムディレクトリに対してウイルスチェックをおこないます。よく分からない場合は時間がかかりますが、全体にウイルスチェックをおこなうようにしてください。
7．2次感染防止のためにもファイルを外部に渡すときはウイルスチェックをおこなう
添付ファイルやフロッピーディスクなどで外部にファイルを渡すときは対象のファイルを事前にウイルスチェックをおこなってからファイルを渡すようにしてください。
8．万が一のためにバックアップを取る
最近のコンピュータウイルスはたいへん破壊力の強いものが多くなっています。万が一コンピュータウイルスに感染したときに備えて日ごろから重要なファイルのバックアップを定期的に取るようにしてください。
9．安易にソフトをダウンロードしない
アダルトサイトなどは、「トロイの木馬」が潜んでいる可能性が高いです。したがって、そのようなサイトから安易にソフトをダウンロードしてインストールするのは非常に危険です。窓の杜やVectorなど信頼のおけるサイトからソフトを入手するようにしてください。
10．安易に添付ファイルを開かない
メール添付されたファイルは、直接開かずにいったんディスクに保存し、ウイルスチェックをおこなってから開きましょう。くれぐれもうっかりクリックしたり、ダブルクリックをしないようにしましょう。
11．WindowsやInternet Explorerの修正プログラムを適用する
修正プログラムを適用していないと、そのセキュリティーホールを突かれれて被害に遭うことが予想されます。サイバー攻撃の90％はセキュリティホールを利用したものです。逆の考え方をすると、修正プログラム（パッチ）をきちんと適用することで大半の不正アクセスは防止できることになります。Windows Updateなどから、修正プログラムを適用して、できるだけ最新の状態を保つようにしましょう。また、Windows Updateでは公開されていない修正プログラムもあります。Technet Onlineのダウンロードセンターもチェックし、修正プログラムを適用するようにしてください。
スポンサードリンク