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初級シスアド用語

エミュレーション

オペレーティングシステム(OS)や処理装置(CPU)などのアプリケーション動作環境を仮想的に作り出すこと。エミュレートするためのソフトウエアや装置をエミュレーターという。

エンドユーザコンピューティング

実際に業務を行っている人がコンピューターやネットワークを使って業務の生産性を高めるという考え方。エンジニア主導のコンピュータ化の逆である。エンジニアや外部の企業に任せきりではシステムの開発に時間とコストがかかるということから、エンドユーザコンピューティングが考えられた。

エンドユーザコンピューティングを推進するためには、パソコンやネットワークなどの環境が整っているいる必要がある。また、エンドユーザーにパソコンなどITの一定の知識も必要である。

このエンドユーザーコンピューティングの中心になるのが初級シスアド(初級システムアドミニストレータ)である。

要約すると、会社の業務の中心になる部分のコンピューターシステム化は専門家であるエンジニアに任せ、部門内など身の回りの業務で行う処理は部門内の各自がパソコンなどを使って処理を行うことである。ちょっとした集計を表計算ソフトを使って行うというのがエンドユーザーコンピューティングの例である。

エンドユーザーコンピューティング(end user computing)のことをEUCともいう。

エクストラネット

インターネットを使って外部の企業のネットワークと接続し、商取引などに利用するネットワークシステム。インターネットを使うことで、専用回線を設置する場合と比べてネットワーク構築が低コストで実現できる。

ただし、インターネットを使っているので、常に外部からの不正アクセスの危険がある。VPN(virtual private network)を構築するなど、十分なセキュリティー対策を行う必要である。

エージェント指向(agent oriented)

エージェントとは、オブジェクト指向におけるオブジェクトを発展させ、オブジェクト自ら判断して処理できる機能である。

例えば、フライト予約システムにおいて、利用者が航空会社や時刻などを細かく指定しなくても、「水曜日の午前中にニューヨークに着きたい」と指示すればエージェントが各航空会社のデータを集めて条件に合う便を検索し、該当する便を表示させるといった高度な機能が実現できる。

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