抽出結果を元にさらに抽出をおこなう(副問い合わせ)

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SELECT文の中にさらにSELECT文を記述することができる。これを副問い合わせ(サブクエリー)という。

WHERE句の抽出条件でSELECT文を使用し、抽出したデータを抽出条件とするということである。

副問い合わせの記述形式

副問い合わせは次のように指定する。

副問い合わせの記述形式

副問い合わせの記述形式

2つのSELECT文の実行順序はカッコに記述されているSELECT文から先に実行される

《例題1》

売上表から売上Noが1の顧客CDを検索し、顧客表から顧客名を表示する

SELECT文

SELECT 顧客名
FROM 顧客表
WHERE 顧客CD=(SELECT 顧客CD FROM 売上表 WHERE 売上No=1)

− 実行結果 −

顧客名
福岡商事

例題SELECT文の実行順序は次のとおりである。
1.FROM句で記述されている「顧客表」を読み込む
2.WHERE句で指定されているカッコ内のSQLの実行を行う

顧客CD
105
SELECT 顧客CD FROM 売上表 WHERE 売上No=1の実行結果

3.WHERE句で指定した条件ここでは、「WHERE 顧客CD= 105」で行を抽出する。