IF関数(中級編)・セルの内容を判断する

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■Excel IF関数 セルの内容を判断する2■
ExcelにおけるIF関数の初級編では、基礎的な内容に関して解説しました。復習も兼ねてもう一度IF関数の書式を見てみましょう。

 ○IF関数の概要

種 別

 論理関数

書 式

 IF(論理式、真の場合、偽の場合)

機 能

 論理式の条件を満たしている(真)場合は真の場合、論理式の条件を満たしていない(偽)の場合は偽の場合に記述された内容を実行する。

 

真(True)の場合と偽(False)の場合には、値を示すものなら何を書いてもいいのです。
話は少し横道にそれますが、真とか偽という表現がわかりにくい人もいると思います。それぞれを真→Yes、偽→Noと考えて下さい。論理式を満たしている(Yes)の時に行わせたい処理を真の場合に書き、論理式を満たしていない(No)の場合に行わせたい処理を偽の場合に書くということです。話を元に戻しましょう。

○セルの参照(A1のようなセル番地)
○式(A1+A2など)
○関数

 これらはすべて値を持っていますので、真の場合および偽の場合に書くことができるのです。関数が書けることを知るとExcelにおけるIF関数の利用範囲が広がります。例えば、下図のようにセルに日付が入力されていないときは何も表示させず、セルに日付が入力されたら曜日を表示させることができるようになります。

 このようにIF関数を使うことで未入力のセルには何も表示させないようにすることも可能です。IF関数の「””」は空白をあらわします。